11月22日に『由利本荘暮らしミーティング』を開催しました。
今年度は、昨年度に引き続き大盛況だった『本荘こけしの絵付け体験』!!
伝統の技を工人である講師二名から学ばせていただきました。
会場も昨年度同様、中央区京橋の「アキタコアベース」です。

ここは、あきた暮らし交流拠点センターとして、首都圏における移住と就職に係るワンストップでの相談対応や、各種交流イベントの開催などを行っています。
今回参加してくださった方は総勢26名。1部、2部、3部の各回に分かれて絵付けを体験していただきました。
まずは参加者の方に自己紹介をしていただき、

由利本荘市の紹介をした後に、

講師のお二方にバトンタッチ。
今回体験で講師を務めていただいたのは、本荘こけし工人の齋藤祥子さんと岡本雄さんです。

秋田県の伝統工芸品に指定された本荘こけしの歴史や特徴、伝統柄の紹介、絵付けのコツなどを、
資料と実物を照らし合わせながらわかりやすく解説してくださいました。
本荘こけしについての知識がより一層深まったところで、満を持して、絵付け作業のスタートです!!
まずは、頭部から。

最初に目や口などの表情を描いてから、前髪などを描いていくのがコツなんだとか。
頭部を描き終わったら、次は胴体。

伝統柄を参考にしつつも、思い思いに筆を走らせます。
作業の合間には、
『ゆり根かりんとう』『田屋のバウムクーヘン』

日本酒の『百竈』と『鳥海山』を試飲として用意させていただきました。
どれもおいしいと皆さんに言っていただき、ありがとうございます。
心の赴くままに筆を動かし、完成した自分だけの「本荘こけし」。


これらは完成品の一部ですが、どれも個性豊かで
かわいらしいですね♬
最後はみんなで記念撮影。
1部、2部、3部とも、黙々と集中しながらも、参加者や家族間で
自分の作ったこけしを見せ合ったり、和気あいあいと話しが盛り上がったりする様子を見て、
とてもほっこりとした気持ちになりました。



集中して絵付け体験を終えた後には、夜の部の交流会へ。
皆で感想を口にし、余韻に浸りながら有楽町駅近くの『ハタハタ屋敷』へ移動しました。
ここは「きりたんぽ鍋」や「比内地鶏」など秋田の逸品料理を提供してくれるお店。
待ちに待った乾杯!!

「ハタハタ」や「じゅんさい」などの秋田に馴染みのあるおいしい料理をいただきました。
なかでも特に人気だったのは、昨年度同様の特別メニュー「秋田由利牛ローストビーフ」に

雪の茅舎「奥伝山廃」、
そして昨年、残念ながら提供することができなかった「百竈」。

※詳しくは過去の記事を参照ください。
→【報告】11.9 由利本荘暮らしミーティングを開催しました♪ – 秋田県由利本荘市 移住・定住応援サイト
目を輝かせて喜んでくださった皆さんの表情が忘れられません!
由利本荘市に来てくださったことがある方も、ない方も、
由利本荘市の伝統工芸や食を通して、由利本荘市への想いを深めていただけたことを
私たち職員は心から嬉しく思います。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
余談ですが、今回参加してくださった皆さまに、
手土産として本荘こけしをかたどったかわいらしいアイシングクッキーを用意し、現地まで持参しました。
しかし、梱包の関係で移送中に大半が割れてしまい、泣く泣く割れが少ない物をお渡しさせていただくことに。。。
改めまして、そのような状態でお渡しすることになり、大変申し訳ございませんでした。
前回の「百竈紛失事件」に続き、今回は「本荘こけしクッキー損壊事件」として、
事務局一同、本荘こけしを囲みながら重々反省したいと思います。。。
