【遊学2024-25】雪中キャベツ堀り

ゆりほん保育園遊学が開催されている東由利地域での冬場の名物といえば、やっぱり雪中キャベツ掘り。これを一度は体験してみたいと、この日は朝から畑に向かいます。あたり一面が積雪で埋まって真っ白になっている畑に到着すると、案内人の方がお手本として雪を掘ってくれていました。

初めに案内人から、キャベツの埋まっている位置や掘り進め方などについてレクチャー。キャベツに達するまでの深さは1㍍ほどで、慣れている人でもかなりの重労働のようです。

説明を聞くよりも、普段見ることのない目の前の雪で遊びんでみたいのが子ども心。ダンプやショベルカーのおもちゃを使い、本物の雪を除雪・運搬するという想像力あふれる雪遊びを展開し、周囲を感心させてくれます!

案内人や取材の記者さんが手伝ってくれ、ある程度掘り進められたあとにいよいよ体験家族の出番。お母さんはスコップで、お子さんは重機のおもちゃで、二人で協力し合いキャベツの表面にキズがつかないよう慎重に掘り進めます。

キャベツの形がだいぶ見えてきたら、お次は手で雪をかき分けて、キャベツを掘り出していきます。キャベツを丸々つかんだら、そのまま引き抜くか根本を切って収穫。大きな大きな雪中キャベツを、見事にゲットしました~~~♪

採れたての雪中キャベツをその場で試食してみると、これが本当に甘いんです。実はキャベツは水分量が多く、雪の中では凍結から身を守ろうと体内の炭水化物を糖に変化させて凍りにくくするため、普通のキャベツよりも甘くなるのだそう。

この日、たくさんの雪中キャベツを収穫した体験家族は、滞在期間中に食べる分を除いて、あとは自宅へ送る予定とのこと。全国的にキャベツの価格高騰が続いているので家計にも助かると、うれしそうに話してくれました!

とにかく車のおもちゃが大好きなお子さんは、そのおもちゃを片時も放さずに、キャベツを持つときも一緒に持ってくれました。無事に雪中キャベツ堀り体験を終え、次は何の体験が待っているのか。そしてこの子は、次はどんな車のおもちゃを手に持っているのか、こうご期待で~~~す!!!

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