7月24日からの大雨は、由利本荘市に甚大な被害をもたらしました。そして、保育園遊学が実施されている東由利地域でも、建物の浸水被害、山崩れ等の影響による停電・断水、道路の通行止めなど多くの被害が確認されています。そんな中、保育園遊学に参加されていた1組目と2組目のご家族は、地域の方々の手厚いサポートもあって、無事に体験を終えることができました。
豪雨災害等の緊急情報は最優先であるのため、保育園遊学に関する記事はしばらく間が空いてしまいましたが、東由利地域での体験の様子を発信することで、被災された方々を少しでも元気づけられるようにと考え、参加したご家族の様子を振り返りたいと思います。
まだ大雨が降る前のとある日。午前中の収穫体験と昼食を終えた2組のご家族は、腹ごなしのお散歩にお出かけ。地元農家さんの愛犬の名はモモちゃん。家から出た一行は、モモちゃんの先導によりいつもの散歩コースである農道を目指します。
農道へ出ると、テンションが上がって歩くペースもアゲアゲのモモちゃんたちと、それをゆっくり追いかける家族たちとで一行はばらけ始めます。満面の笑顔でピースしている姿を見ていると、ハイペースになるのも納得です。
お散歩コースは農道をしばらく進んで小さな橋の手前で折り返すルート。それを知っててゆっくり追いかける家族たちと、戻ってくるモモちゃんたちが合流。再びみんなで歩きだします。
帰り道を歩きだすと、今度は疲れが見え始めたモモちゃんのペースががっくりと落ちます。早く家に戻ってアイスを食べたい子どもたちはペースが上がり、一行はまたばらけ始めます。
遠目で見るとこんな風景に。青々と育ってきた田んぼの奥には点在する民家と勇壮な杉林、何気ない「犬の散歩」もこうした大自然に囲まれていると非日常的に感じられるのかも。
散歩を終えて家に戻ると、道中で捕まえたオニヤンマを自慢げに見せてくれました。しかも2匹!!
そんなお兄ちゃんを横目に、しっかりとポーズを決める妹ちゃん。まだ大きなトンボはつかめないけど、いつかお兄ちゃんのように捕まえられたいいですね!
さて、ゆりほん保育園遊学における1組目と2組目のご家族の体験はまだ始まったばかり。次はどんな田舎暮らしとのふれあいが待っているのか、こうご期待です♪