最後の登園を終えた翌日、帰り間際だった体験家族を待っていたのは、サプライズで用意された野菜などの収穫体験でした!
これは、以前フランス鴨の見学などでお世話になった地元農家さんが、緊急企画として開催してくれたもの。地域の方々の心意気に感謝しつつ、収穫体験のスタートです♪
まずはジャガイモから。農家さんからの説明を受け、土の中から丁寧に掘り返していきます。
続いてキュウリの収穫。体験期間中に数々の収穫を経験したこともあり、この辺になると子どもたちにとってはお手の物。スムーズにキュウリをもぎ取っていきます。
そして最後はスイカの収穫。子どもたちにとっては抱えるのに手こずるほどの、大きくて重たいスイカを運んでいきます。
お兄ちゃんたちが採ってきたスイカとたわむれる下のお子さんたち。やっぱり夏といえばスイカですが、採れたてのスイカとふれあえる経験はなかなかできないかもですね。ちなみにこのスイカたち、農家さんが宅配便にて都内の自宅へ送ってくださるそう。まさに至れり尽くせりの収穫体験に、感謝感謝です。
さて、別れ間際の収穫体験も無事終了し、2組のご家族は由利本荘市を離れましたが、地域住民の皆さんのサプライズ企画はこれだけではありませんでした。実はこの日の前夜、参加家族と地域の方々とのバーベキュー交流会が開催されていました!
東由利地域にも大きな被害をもたらした大雨から2日後、体験期間の後半の予定が大幅に変更・中止となるなか、自分たちの体験のことよりも被災された地元の方々をずっと心配していた2組の参加家族たち。そんな中、体験家族の思い出が災害による暗いイメージのまま終わることのないようにと、地域の皆さんが率先して交流会を企画し、これに賛同した方々が集まってくれました。
体験家族を快く受け入れてくれて、自ら被災されていたにも関わず気丈に、そして明るく楽しく交流してくださった東由利地域の皆さまには、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
そして体験家族の皆さん、このたびはゆりほん保育園遊学へご参加いただき、誠にありがとうございました。短い期間でしたが、えみの森での体験や東由利の皆さんとの交流を通して、小さな絆が生まれたのかなと感じております。その小さな絆を大切にし、次に会えるときには「おかえり!」と言って迎えられる関係性でいられたらと思っていますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
っということで、今年の保育園遊学の1・2組目の体験記はこれにて終了です。次はどんなご家族が来てくれるのか、乞うご期待でーす!!!