この日が2組目、3組目のご家族の保育園体験最終日。あっという間の滞在期間でした。保育園では、お別れ会を開いてくれました。
ご家族同士も仲良くなりました。
お別れ会のあと、ご参加いただいたご家族と体験の振り返りや意見交換をさせていただきました。
近隣の保育園長も参加し、熱心にお話をうかがってました。
意見交換のあと、みんなで給食をいただきました。
今回「ゆりほん保育園遊学2023」にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。次回お会いするときは、「おかえり」とお出迎えさせていただきます。
<「ゆりほん保育園遊学2023」を終えて ~移住支援課長 長谷部浩司~>
「ゆりほん保育園遊学2023」には、都内から3組のご家族にご参加いただきました。3組のご家族ともお子さんのことをしっかり考えられ、そして田舎暮らしを楽しもうとする素敵なご家族でした。このご縁を大切に、皆様の再訪を心よりお待ちしております。
また、保育園遊学は、えみの森をはじめ、地域のみなさんの力が原動力となり開催できています。みなさんのご支援は、力強く、とても頼もしいものです。移住支援課スタッフのモチベーションにも繋がっています。この場をお借りしお礼申し上げます。
さて、保育園遊学中、私をはじめスタッフは、園児たちと多く触れあうことになります。子供たちの様子を見ていると、その視点や発想のユニークさ、自由さに笑わせられたり、驚かされたります。また好奇心が強く、人形芝居や屋外遊びでの目の輝きを間近にすると、人には本来楽しもう、生きようとする本能があるのかなと感じます。でも大人になるにつれ、徐々に消し去られたり、忘れがちになってしまうような気がします。仕方の無いことなのかもしれません。ただこの時期のユニークで自由な視点、発想、そして好奇心など、生きようとする本能を大人や社会の都合で抑えつけたり、止めたり、画一的にすることが少なくすることが大切なのではと感じます。
子供たちは、大人の表情や行動をつぶさに見ています。お父さん、お母さんが笑顔だと子供も笑顔です。安心して遊びます。親、地域の大人が地域を誇り、楽しく生きる姿を見せれば、子供もそんな地域に誇りを持ち、そして生きることは楽しいことだと思うようになるのではないでしょうか。子供たちの未来を形づくる身近な存在は、親であったり、地域の大人です。難しいことではありますが、そんな意識を私たち大人一人一人が自覚し、持ち続けることが今必要なことではないでしょうか。
近い未来を変えるのは、子供たちです。でもそのはじまりは、今を生きる大人ではないかと思うのです。私たちの意識や行動が未来に繋がっていくのではないでしょうか。この子たちが自由に、生きがいを持って生きれる未来を願ってます。私たち移住支援課もそのことを意識し、大切に、引き続き日々努力してまいりたいと思っております。市民の皆様とともに。