この日行われたのは算数の授業。しかも、水などの量を表す「リットル」「デシリットル」「ミリリットル」の表し方や単位の換算について、実際に水かさを計りながら考えてみるという、まるで算数と理科の実験が融合したようなハイブリッドな授業です。
はじめに、基本となる1デシリットル枡とその使い方について先生から説明。みんなワクワクしながら聞いています。
そして先生から、この日の学ぶべき課題とこれに伴う具体的な問題が出題されると、児童たちは真剣な表情でノートに書き込みます。
ひととおり書き終えると、次は実際に水の量を計ります。使用するのは、前日の給食で児童たちが飲んだ牛乳の使用済みパックで、上部を開いて水を入れやすく加工しています。
このパックに満タンの水を入れ、それを1リットル枡に戻すという一連の作業で、牛乳パック1杯分は何リットル(何デシリットル・何ミリリットル)なのか、何杯で1リットル枡が満たされるのかなどを学びます。教育遊学で仲間に加わって数日、徐々に慣れてきたのか顔を寄せ合って実験しています。
牛乳パックの次はペットボトル。同じように1リットル枡に入れて1杯分の量や何杯で満たされるかなどを計ります。
教室での座学よりは、こうした実験的な授業の方が児童たちも楽しいのか、中には1リットル枡にあふれんばかりの水を注ぎ入れるグループも。これも「表面張力」を積極的に学んでいる良き姿勢、そして良き笑顔ですよね♬
最後はこの日の結果をまとめます。先生が実験のおさらい問題を出して、児童が答えを発表。それを全員で共有して授業は終了です。
っということで、この日は算数の授業「水のかさを計って表そう」でした。次はどんな授業や学校行事があるのか、教育遊学はまだまだ続きますので次回もご期待くださ~~~い😊