この日は今年3組目の体験家族の最終日。滞在施設として宿泊していた農家民宿の前で、仲良くなった店主さんらとお別れの記念撮影からのスタートです!

初めに向かったのはミニトマトがたくさん栽培されているビニールハウス。ここで栽培農家のお兄さんからミニトマトや収穫に関する説明を受けます。

そしていざ実践へ。お気に入りのを見つけたら、もぎ取ってはカゴに入れ、もぎ取ってはカゴに入れを夢中になって繰り返します。

気が付くとけっこうな量を収穫していました。天気のいい日はハウスの中の気温がぐんぐん上昇するため、少しの時間でも体力を消耗しやすいのですが、この日はちょうどいいくらいの雨模様。ハウスの中での収穫作業は楽しく進んだのでした。

最後はお兄さんと一緒に記念撮影。ミニトマト、たくさんいただきありがとうございました。このあとえみの森へ行ってみんなで食べようね♪

続いて向かったのはえみの森。最終日の一日は、午前中に地域交流体験と昼食、午後からは帰郷のための移動と大忙しです。
えみの森へ到着するとすでにスタンパイOKの状態。そして始まったのが「きりたんぽ作り体験」です。地域でも指折りのきりたんぽ名人を講師の先生としてお招きし、初めに概要をレクチャー。その後はそれぞれの作業工程ごとに実演を交えながら教えていきます。

まずはお米を潰す工程。お米のつぶつぶが半分くらい残る程度に潰すのですが、これを「半殺し」の状態というそう。実はこの作業が一番体力を使うし、一番重要だったりします。この「半殺し」が十分でないと、焼いてる最中に棒からこぼれ落ちくるので要注意です。

続いて棒にお米をくっつけていく工程。おにぎり程度の量のお米を手に取り、それを手でにぎにぎしながら棒に伸ばしていき、さらにまな板の上で転がして形を整えます。

最後の仕上げは、味噌をたっぷり塗って炭火で焼いていきます。炭火をきりたんぽの高さに合わせるため、少し盛り土をして金網で囲い、その中に炭を高く積み上げるのが特徴。じっくりと焼いて、まんべんなく焼き目が付いてきたら完成でーす!!

さてお待ちかねのお昼ご飯。きりたんぽをこうして焼いて食べるのは初めてというご家族。腹ペコのお兄ちゃんは、男の子らしく豪快にガブリ。先ほどの収穫体験でいただいたミニトマトは、口当たりがよく味噌味の口の中をさっぱりとしてくれて、さらに食欲を引き出してくれてる感じ。和やかなお昼ご飯はあっという間に過ぎていくのでした。
そして最後は、きりたんぽ名人を中心にみんなで記念撮影。お天気には恵まれませんでしたが、えみの森の大きな縁側はこうした撮影時にも抜群の効果を発揮しています。みんなで作って食べたきりたんぽ、本当においしかったね~♬

そしていよいよお別れの時。えみの森を出発する直前、体験期間中に一番お世話になった先生が見送りにきてくれました。すると先生もお兄ちゃんも感極まっての涙。短い期間でしたが、園での生活が本当に充実していたことを物語る瞬間でした。

っとゆうことで、今年3組目の体験家族の皆さん、このたびはゆりほん保育園遊学へご参加いただき、誠にありがとうございました。いつの日か、また皆さんが東由利の地を訪れてくれることを心待ちにしています。そしてその時がきたら、お互いに「おかえり」「ただいま」と言い合える、そんな関係性でいられたらと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします🙏
