大学訪問をしてきました!

 

2019.1.16~17 東京 快晴☼
仕事づくり課の“しごと”の1つに「若年者の地元定着」があります。人口減が進む秋田県、由利本荘市にはとても重要な取り組みです。
もちろん「仕事づくり課」単独でできるものではありません。学校、教育委員会、事業所、住民など地域一丸となって考え、取り組まなければならない大きくて、時間を要する問題です。

若い人には自分の夢を追い求めて、世界に羽ばたいてほしい!
でも、できる限り地元に残ってもらいたい。いつかふるさとへ戻ってきてほしい。頭の片隅にふるさとを思う気持ちを持ち続けてほしい。

地方の複雑かつ切実な願いです。

さて、学生の「はたらく」・「就職」への意識。現在どんな就職活動をしているのか。また首都圏等企業の人材確保に向けたアプローチなど、就活にまつわる実態を把握するため、そして本市が来年度計画している事業についての意見などをうかがうため、この時期恒例の大学訪問をしてきました。
今回は、技術者不足が叫ばれる当管内の雇用事情から工業系の大学を訪問。情報収集、意見交換をさせていただきました。今回は3校を訪問し、それぞれの担当者様から丁寧に、快くご対応いただきました。

お話をうかがい、人手不足の影響からここ1~2年で就活事情は劇的に変化していること、またそれに伴い学生のおかれている立場も危うく変化していることがわかりました。人口減・少子化の影響が顕著に出始め、大手企業が本気のリクルートをしてます。これではますます地方企業の人材確保が厳しいものになると感じずにはいられませんでした。

「何とかしないと…」

相当な危機感も抱きましたが、逆に気づき、ヒントも得ることができました。諦めたらそこでおしまいです。地方には地方のメリット、魅力があります。そこに加えて少し視野を広げ、協力者を見つけアプローチしてくこれまでにない取り組みが必要と感じました。難しい問題でなかなか効果が顕れにくい取り組みではありますが、根気よく、粘り強く対応していきたいと考えております。みなさんのご理解とご支援が必要です。よろしくお願いいたします!