【レポート】移住就農体験受け入れしてます!

由利本荘市では地方暮らしや就農をお考えの方の体験受入れを行っています。

今回は、地方暮らし&農業に関心のある東京在住の大学生が、縁もゆかりもない由利本荘市で移住就農体験をしました。
シェアハウスも兼ねる移住体験住宅を拠点に5日間のお試し移住。

若さ溢れる行動力で、就農体験の前日に由利本荘市入りし、まずは冬ならではのアクティビティ「スノーハイク」を体験。
市の地域おこし協力隊(アウトドアレジャー担い手プロジェクトの)アテンドのもと一面の銀世界、パウダースノーの大自然を満喫しました!

その後、滞在中の移動手段として羽後本荘駅周辺にてレンタカーを借ります。

秋田での移動手段は車が主流で、今回も体験現場に行くのに自動車は必須。

レンタカーを借りて移動していたら、にわかに大雪となってきました。


(写真はイメージ。過去の降雪時の市街中心部)

初めての雪道の中、ゆっくりと安全運転で滞在先の移住体験住宅「ここわき」を目指します。

 


(雪のない時の「ここわき」)

東京でもたまに家族の車を運転することがあるとのことでしたが、駐車には少し苦労しました。


ここわきに無事着いて、一通り部屋や利用方法について説明を受けた後、初めての除雪体験!

降り積もった雪をせっせ、せっせと楽しみながら寄せました。

この日の夜は、スノーハイクで一緒になった地元ご家族と仲良くなり夕食のお誘いを受け、
秋田の郷土料理、きりたんぽ鍋をごちそうになったそうです。

 
(写真;本人提供)

~~~

翌日から4日間の農業体験がスタート!

作業着はヤッケと呼ばれるもの。
農業では土や泥にまみれるので必要で、はじめはお借りしましたが、体験途中に近くのお店で購入。

作業内容の主なものは玉ねぎ育苗。
まずは苗を覆っていたビニールを撤去する作業。
 
苗を傷つけないよう慎重に丁寧な作業を心がけました。

一面の雪の中、連携してビニールを巻いていきます。
  

点々とある施設をまわり、同様の作業を行いました。

玉ねぎの育成に必要な機械の説明を聞いたり、目減りした土を追加する作業を行いました。

 
 

この他に、ほうれん草などの葉物収穫やその包装、比内地鶏の鶏舎視察・見学などもしました。
また、日本の、地方の、由利本荘市の農業のとりまく現状や動きなどの話も聞くとができ、幅広く学ぶことができました。

 

真剣に取り組んでいたからこそ、その熱意が伝わり受入先の皆さんから実の娘のようにかわいがられ、親睦会も開いてくれるなど温かく受け入れてくれ、
また来てなー(来てね)との声もいただきました。
学生さんも行く先々でお世話になったと、感謝してもしきれないとの気持ちになったと話してくれました。

 

帰路、道の駅「岩城」にある温泉「みなとの湯」に。
この時期、日本海側では珍しい晴天となり、海の見える開放感のある温泉でこれまでの疲れをとりました。


温泉の後は、レストランにて地元産のお蕎麦をいただくことに。
蕎麦つゆの出汁は同じく地元産の原木しいたけのもの。絶品です。

  

野菜などのおみやげもいただき、とっても充実した移住就農体験となりました。