『鳥海山木のおもちゃ美術館』に潜入!

今年7月1日にオープンした「鳥海山木のおもちゃ美術館」に遅ればせながら潜入してきました!
おもちゃ美術館は、国登録有形文化財「旧鮎川小学校」を利活用して誕生した施設で、明治末期から大正期の校舎の建築様式を引き継いだ昭和20年代の数少ない木造校舎です。現存する木造校舎では最大規模なのだとか。

施設に一歩足を踏み入れると、昭和初期にタイムスリップしたかのような感覚に。木目が美しい床や壁、味わい深い教室の表示板文字、教室から眺める中庭など、当時の子どもたちの賑わう声や駆け回る様子が蘇ってくるようです。

さて、館内は無料エリアと有料エリアとに区分され、順次、猪股健館長にご案内いただきました。
やはり目を見張るのは体育館に設置された「もりのあそびば」。シンボルの「ちょうかいタワー」や個性的な「ツリーハウス」が出迎えてくれます。もりのあそびばにはたくさんの仕掛けや気づきがあり、大人も一緒に楽しめる場となっています。

猪股館長のお話では、「ここでは付き添いの大人もスマホではなく子ども一緒に遊ぶんです。」とのこと。また正解が1つではない木のおもちゃでの遊びは、子どもたちの独創性が培われるようです。

館内には未満児が遊べる「はいはいひろば」も完備されています。ここも木の温もりと興味を惹かせる工夫がたくさん!

館内には飲食を楽しめるスペースもあり、「ブルーベリーオレ」をいただいてきました。

みなさん、ぜひお運びください。子どもから大人まで楽しめる施設となっています!

開館時間 9:00~16:00(※最終入館は15:30)
休館日 毎週木曜日・年末年始
入館料 一般の方 おとな800円・こども(小学生以下)600円
    由利本荘市在住の方 おとな500円・こども(小学生以下)300円・こども(未就学児)100円
    ※年間パスポートもあります!