5月30日(木)に由利本荘市文化交流館カダーレで開催された「空き家セミナー&相談会」は、地元住民や空き家利活用に関心をもつ多くの方々に参加いただき総参加者数は30名を超えました。
このイベントの目的は、空き家利活用の具体的なアイディアや方法を学び、自ら行動を起こすきっかけづくり。また、市場に流通可能な空き家を掘り起こし、市内での住み替えや移住を希望する方々へ空き家バンクを通じた情報提供につなげることでした。
当日のセミナーでは、市移住支援課から市空き家バンク制度の紹介や空き家利活用のヒントについてお話させていただきました。その後、司法書士会本荘支部から相続登記の義務化、空き家の管理責任についてお話しいただきました。
「セミナー」は」2部制で開催。第1部は、空き家利活用に関するセミナー。市移住支援課から市空き家バンク制度の紹介や空き家利活用のヒントについてお話させていただきました。その後、秋田地方法務局 本荘支局 登記官の小松真貴子氏から法定相続人と相続登記の義務化について、最新の法規制や制度について説明いただきました。
第2部は専門家による個別相談会。宅建業協会、司法書士のみなさんが相談を受け付けました。参加者からは、空き家の利活用方法(賃貸・売却・解体)についての相談のほか、相続登記や境界確認などの相談がありました。相談を終えた参加者からは、「空き家利活用の具体的なイメージが湧いた」、「専門家との相談は具体的で、方向性がわかり参考になった」との声が寄せられ、個別相談会での丁寧な対応に高い評価をいただきました。
次回の開催は年明け1月頃を予定しています。
詳細については本サイトでお知らせするとともに、市広報などで周知いたします。
今後も空き家利活用に関する知識を深め、空き家解消に向けた取り組みを続けてまいりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。