【レポート】山林用コンテナ苗生産の小松さん

移住支援課では事業所訪問をし、作業内容や現場の雰囲気を感じることを大切にしています。今回は、東由利田代で山林用コンテナ苗を生産している小松佳央さんの作業場へおじゃまさせていただき、育苗の現場を見せていただきました。

小松さんが主に育てているのは、山林用の杉苗。市内では小松さんのほか1軒しかないとのこと。
出荷間近の苗に近づくとかすかに杉の香りがしました。

小松さんが育てている杉苗の特徴は、この細長い根。これにより斜面に空ける穴が小さくてすみ、作業効率が格段に上がるのだとか。その一方で、発芽率が低いので、管理がとても難しいとのこと。

物腰が柔らかく、とてもわかりやすく丁寧に説明してくれる小松さんも実はUターンされたお一人。木に馴染みの少ない人に植林体験ができたらいいですね、とのこと。

小松さんと一緒に働いているご近所のみなさん。とても元気で、和気藹々とした雰囲気で作業していました。

今年の夏は、とても暑く、苗を冷やすための散水作業、そして体力的にも大変きつかったとのこと。苗を枯らしていけないという責任感を強く感じました。

まずはこの猛暑を乗り切り、少し一息。でもこれから出荷がはじまるとのこと。また忙しくなりそうですね。健康に気をつけ頑張ってください。