2023年5月27日(土)に由利本荘市文化交流館カダーレで、地域おこし協力隊主催の「ナリワイミーティング」を開催しました!!
本イベントは、自分の「好き」や「得意」を活かして小さな「しごと」を作っていく『ナリワイづくり』を広く地域の方々に知ってもらい、仲間を増やしながら普及していくことを目的としたもので、7月22日(土)に開講する『ナリワイ起業講座in由利本荘』に向けたキックオフイベントとして開催しました。
イベントには、お子さんを含む17名が参加。講師には鶴岡ナリワイプロジェクト代表の井東敬子さんをお招きし、「好きや得意でしごとづくり」を合い言葉に熱いトークや地域おこし協力隊による活動紹介、「わくわくワーク」と題した体験ワークショップを行うなど、大いに盛り上がりました♪
ちょっと緊張気味の主催の地域おこし協力隊と講師の井東さん。。。
10時:イベントスタート
まずは井東さんの講話から。先ほどまでの緊張はどこにいったのか、凄い熱量のトークに会場全体が引き込まれていきます。まさに井東ワールド全開!!
「あなたがほしい未来は誰も作ってくれない」を皮切りに、職場、家族の中の私ではなく一人の人間として、どのように生きたいのか?と会場に訴えると参加者の皆さんは頷きながら真剣な眼差しで講話に聞き入り、話題が変わり鶴岡での「ナリワイ」事例の紹介が始まると驚きの声や井東さんの軽快なトークに笑い声が絶えない素敵な場になりました 🙂
講話後の質疑応答では、『「好き」を「困りごと」に結びつける方法が知りたい』や『ナリワイが継続する人としない人の違い』など数多くの質問が飛び交い、井東さんが答える場面もたくさんありました。
10時40分:協力隊の活動紹介
先陣を切ったのは、工藤明日香さん。
冒頭で自分は人前で話すのが苦手なので・・・と前置きした上で、自己紹介時に前職を「ファッションデザイナー」と発表し会場をザワつかせた後に、実は○○でしたとまさかの大ボラ吹き(笑)この渾身の大ボラに会場が爆笑の渦に。なぜ彼女がこんな発言をしたかというと、実はこの大ボラ吹きは昨年彼女自身が参加した「ナリワイ起業講座」の講義内容に含まれていて、自分の職業について嘘をついてくださいとの課題に対し、とっさにでた嘘がファッションデザイナーだったそう。そして、工藤さんはこの嘘が実は自分の本心に近かったと自身の協力隊活動について振り返っていました。
続いて、木内雅美さん。
木内さんの活動は多岐に渡り、自身の経験を活かした「ドクダミオイルでハンドトリートメント」や市内公民館での「マクラメ編み講習会」などの活動を紹介。
特に熱量をもって活動しているのが、東由利地域の栗の里づくり計画。自身の想いの原動力について持ち前のトーク力を使って活動を紹介するとともに、共に活動してくれる仲間を募集。会場内では木内さんの想いに共感しているようでした。
11時20分:体験ワークショップ
最初に講師の井東さんより、ワークの説明があり、「自分ができる(得意)こと」、「自分ができない(困っている)こと」を紙に書き出す。次に、できることは身体の前に、できないことは背中に貼り付けたらワークスタート!会場内を歩き回り、自分以外の参加者の背中にある「困りごと」を見て自分の「好き」や「得意」で解決を目指すというもの。
簡単に始めることができますが、なかなか奥深いワーク。名前も知らない人同士が「得意」や「困りごと」であっという間に意気投合。会場内は会話と笑顔で溢れ、楽しい時間はあっという間に過ぎ、正午に閉会となりました。
イベント終了後のアンケートでは、「(ナリワイは)自分の思いと重なる部分が多かった」や「今後、ナリワイにトライしたい」など前向きな意見が多くあり、次の7月1日(土)開催のナリワイづくり体験ワークショップ&説明会も引き続き、ゆるさを持ちつつも熱いイベントとなるよう努力していきます!!
7月1日(土)開催のナリワイづくり体験ワークショップ&説明会→詳細はコチラ