三連休の最後の日。
突然「消防署の見学に行きたい」と言い出した長男。
そんないきなり行っても迷惑でしょう…とたしなめていたところ、
その場に居合わせた親族が、
「行ってお願いしてみれば?」
とのまさかの後押し。
そして、そのまま東由利分署にお伺いすることになりました。
まさに突然としか言いようのない訪問でしたが、
分署の方々は快く見学希望を受け入れてくださり、
消防車や用具について丁寧に説明いただきました。
中でも驚いたのは、この「水ジャケット」。
山火事などで、取水する場所から遠いところで消火活動を行うときに、
このジャケットに水を入れて運んで消火するのだそうです。
水を満杯に入れるとその重さは18kgほどになるとのこと。
「これを背負って、取水地と火元を消火できるまで、斜面を往復するんです」
「山火事は消火活動が難しいんですよ」
と教えてくれました。
連休の最後の日にいい勉強をさせていただきました。
これからキノコなどの収穫のため、山に入る機会が多くなると思います。
山火事を起こさないよう、火器の取り扱いに気を付けましょう。
【文:さとう】