9.12 風土をみる

先日、全国各地をまわり「大地の再生結の杜づくり」をされている矢野智徳さんによる由利本荘市豪雨災害の視察をアテンドさせていただきました。
関東、東北各地から関係者15名の方々が集まり市内の流域を見て回りました。

視察では、前郷で床下浸水した私の自宅からスタート。家周りの環境と近隣一帯との関わり、そこでの詰りを確認しました。

その後、由利本荘市内を流れる一級河川の子吉川、合流する石沢川とその支流が氾濫した場所や決壊した場所などを見て、最後は河口付近までの様子を確認しました。

時間に制限があり、今回は大きな(大事な)水脈の部分を見て回るのが精一杯で終わりましたが
やはり天災は人災であり、たまたま起こる現象ではなく必要な所にピンポイントで起こる「地球の詰りをとる現象である事」を学ばせていただきました。

大きな事はできませんが、身近な自分の周りで点穴を開けていく事ができれば、木々が活き活き育つ環境を作っていく事になり、ひいては美味しい水を作る山の為になり、町中の環境改善や河川の為にもなって、そしてそれが海にも繋がっていくのだとわかりました。

移植ゴテ(片手サイズのスコップ)一つで表層5センチの点穴、水脈を通すだけで良いと矢野さんは言います。

今回、床下浸水した後懸命に片付けた前郷の自宅に泊まっていただきました。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。
昔ながらの建物の造りと建具など、素朴な家の木のぬくもりをとても喜んでもらえた事がとてもとても嬉しく思いました。
庭の木については、風と光を通す剪定が見事だと褒めていただき何よりものご褒美だと感じました。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

また、改めて11月頃に来ていただけそうだとのお話をいただきました!

その時はスコップやノコガマを使い詰まっている箇所をどのようにしていくのかを実際に学べる機会になると思います。⁠

災害という形で現れた現象による、学びのチャンスをいただけたのだと思うと、無駄にはできないと考えています。

すべてに良い形で拡がっていく事を願います。

       

 

 

 

 

 

 

 

 

【記事:きのうち】

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