6.7 防風林

ある晴れた日の鳥海山

雲一つない良い天気だったので、思わず撮った1枚。春から夏に切り替わるこの時期は1年の中で風も穏やかで本当に過ごしやすい 😆 

夏になると太平洋からの暖かい南東の風、冬はシベリアからの冷たい季節風で日本海側の沿岸部では特に強風が吹き荒れます。その強風を分散することを目的に、防風林が海岸沿いを中心に造成されています。防風林には更に周囲の風の力を弱くし、作物の損傷、耕地の地温の低下、表土の飛散を防ぐなどの効果を持っています。では、この防風林の効果は?というとこの写真を見ればなんとなくわかります。

この写真は、海から少し離れた建物に囲まれた広場に植えられている松の木。空に向かって真っ直ぐ伸びているのがわかりますね!

こちらは日本海沿岸に植えられた松の木。右に傾いていませんか?松の木を防風林として造成することで、風を抑えるだけでなく、冬は吹雪による吹きだまり の緩和にも役立ちます。

日本海に沈む夕陽を見ながら、先人の知恵と努力に感謝!!

【記事:さわい】

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