3.8 ぼだっこ

「ぼだっこ」とは、秋田の方言で塩っ辛く漬け込んだ鮭のこと。
これがただでない塩辛さ、秋田の方言で「しょっぺ」なのだ。

本物のぼだっこはあまりに塩気が強いので、焼くと表面が白くなります。
水分が外に出ていくので、実も固く、脂身も強く感じられます。

これが美味い理由なのです。
一切れでご飯1~2杯食べられほど。

まず秋田県以外で食べることがないと思います。
この減塩ブームの最中、逆行する一品ですが、先日知人からいただき、久々に炊きたてのご飯と食しました。
いや~、美味かった。

秋田県人であることを自覚しました(笑)

///// 文:長谷部浩司 /////

3.8 ぼだっこ” への1件のフィードバック

  1. 母の出身は秋田です。いつも塩っぱいサケが食べたいと言っていたのを想い出しました。このぼだっこさけの事だったんですね。今更で遅いのですが分かって良かったです。関東では売ってないですね

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