3.31 令和4年度を振り返って

本日、令和4年度最後の「ひとこと日記」。
この一年を少し振り返ってみたいと思います。

令和4年度、移住支援課は、一回り成長できた一年だったように思います。
ウィズコロナにより行動規制が緩和され、都内での移住イベントを2年ぶりに開催しました。対面での移住相談も行い、久々にみなさまとお会いし、交流することで、忘れかけていた熱量を思い起こさせてくれました。おかげさまで昨年度の移住イベントは全て定員以上、また移住登録者数、移住相談件数も過去最多となりました。

大きな出来事としては、お試し移住体験事業「ゆりほん保育園遊学」があります。
自然豊かな環境で子育てを希望するご家族と、人口減、少子高齢化で課題を抱える地域とをつなげるモデル事業として開催いたしました。事業を進めるにあたっては、不思議と支援者や協力者が次々と現れ、事業の実現、成功に導いてくれました。この事業は、事業当事者のみならず、職員にとっても大きな学びの機会となり、職員一人一人のキャリアアップにつながったように思います。本事業にご協力いただいた多くの皆様に心より感謝申し上げます。このほかにも、「起業+田舎暮らし」を体験する地域密着型インターンシップでの若者との交流や、複合機能住宅「ここわき」でシェアハウスしていた学生の巣立ち、など充実した一年を過ごすことができました。

また、地域おこし協力隊2名が移住支援課に仲間に加わり、職場は一層にぎやかになりました。慣れない土地での業務は、試行錯誤の連続。決して苦労は少なくなかったはずですが、地域に関心を持ち、積極的に取り組んでくれました。協力隊が推進する「ナリワイづくりプロジェクト」は、地方における女性の働き方や、暮らし方、また新たな地域コミュニティづくりのヒントになるものです。来年度以降も、ぜひ彼女たちの活躍に注目をしていただきたいです。

一方、反省や改善点など、課題とするところも見つかりました。
一つ一つ真摯に受け止め、対処、改善していきたいと思っています。

最後に、

地域の内と外とを結び、地域に新しい風を吹かせる。
吹かせた風を遠く、広く届け、また新たな風を地域に吹かせる。
こうした風の循環を促すのが当課の使命と感じています。

この一年、本当にお世話になりました。
新年度も一歩、一歩、丁寧に歩んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

///// 文:移住支援課長 長谷部浩司 /////

 

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