いつもお世話になっている、職人の方から『さしぼ』をいただきました。
近所ではフキノトウもあっという間に花を咲かせてしまいましたが、
やっと春の恵みをいただくことができました。
さしぼは、『イタドリ』という植物でその新芽を山菜としていただきます。
調べると、『秋田では、「さしぼ」・「さしぼっこ」と呼ばれ、由利地方では、この新芽がよく食べられている。』と出てくるので由利本荘市ならではの定番の山菜ということでしょうか。
うちの母の実家(鳥海)では『さす』と呼んでいます。
私はこの山菜の正体がわからなかったころから大好物。
いつも山歩きをしている仙人のような職人さんに、山菜採りに連れて行ってもらう約束を。
向かった先は、
『どこから入っていくのか??』という場所へ。
さらに当日は雨でぬかるんでいました。
そんな中、仙人はずんずん斜面を上がって山の中へ…
想像以上の場所だったけれど、教えてもらうとイタドリの成長した太い茎の根元に新芽が。
生えている場所がわかってくると、楽しくてとまらない。
仙人はどこからかたくさん収穫して戻ってきました。
夕飯は仙人(職人さん)のあげた天ぷらと奥さんの手料理をいただきました。
季節の山の恵みをいただく生活が本当に素敵です。
この後も次々に山菜が出てくるとのこと。
ただ次はもう少しお手柔らかにお願いしたいと思います。
【記事:協力隊くどう】