秋田に移住して、3年が経ちました。
協力隊としての任期も31日で最終日を迎える事となりました。
※3月26日の退任報告会にて市長と。そこで勝手に、この3年間で感じた
「由利本荘に移住してよかった5つのこと」
をまとめてみました!
1.「雪を堪能できる!」
これが一つ目なのは、反感を買いそうですが…
「スキー・スノーボード」を楽しむのに、さっと車に荷物を積んでで1時間で行ける環境は最高です。
由利本荘市では、車で1時間でいける「矢島スキー場」、初心者におすすめな「大平スキー場」などがあります。
※矢島スキー場
東京にいるときは、夜行バスか新幹線で荷物を担いで向かっていたので、行こうと思ってすぐ行けるのは信じられない環境です。
冬の季節は、そのほかにも「スノーシュー」や「スノーモービル」など体験できる場所があります。
雪の中で、ふだん見ることのできない素敵な景色に出会えることが、こんなに身近。
※スノーモービルランド ※スノーシューで行く冬の法体の滝
私にとっては、冬家の中で外の雪景色を見ながら、何かものづくりをしていることも幸せと感じます。
そして、私の住んでいる市街地は秋田や由利本荘の中でもそこまで雪かきが必要なく、
雪が降りつつも住みやすい環境なのです。
2.「おいしいものが身近に!」
由利本荘市には、チェーンのお店が少なく一見飲食店が少ないように感じますが、
探してみると個人店がたくさんあります!
それが、どこに行ってもおいしい!
そして米がおいしい!そして量が多い!!
また、
春は山菜!たけのこ!
夏野菜は、もらって食べきれないくらい。
秋は、新米から果物、きのこがたくさん出回ります!
詳しい方に出会えれば山菜を採りに行けたり、
採ってきたキノコをいただいたり、
コメ作りのお手伝いや干し柿づくりなど体験できる環境もそれぞれの季節の楽しみの一つです!
3.「車でドライブ!」
東京に住んでいるときは、車の運転なんて一生しないと思っていました。
免許取りたてで秋田にきて3年。
いまや一人で雪山に(まだ少し不安だけど)行けるようになりました。
鳥海山がきれいに見える日は穴場を探しに出かけたり、
星空を見るため山へタヌキと並走しながら向かったり、
気晴らしにただただ音楽を聴きながら走ったり、
ちょっと水を汲みにでかけたり、
電車と違って、他人や時間を気にしなくても移動できるこの快適さ。
車がなくてはならない生活になりました。
4.「マルシェや道の駅での買い物」
雑貨巡りやカフェ巡り、都内に買い物にでかけるのが日々の楽しみだった生活から、
秋田にきてどう変わるのかは個人的に気になる点でした。
由利本荘にはそういった買い物ができる場所がほとんどありません。
でも、
自分の生活が土日休みになった関係もあるかもしれませんが、
市内外で、週末にマルシェなどのイベントがたくさんあり回り切れない!
というのが悩みになりました。
東京と比べて、最先端の新しいものがないかもしれないけれど、
新鮮で、生産者の思いが身近に感じる買い物ができることに気が付きました。
思いを知ることで共感したり、
応援したいという気持ちでできる消費がとても豊かだと感じています。
5.「知り合いの知り合いは知り合い。」
協力隊として活動し、1年目から感じたことは、
知り合いの知り合いはだいたい知り合いだということ。
出会った人が増えてくると、
だいたい「◇◇さんのお母さん!?」「〇〇さんの同級生!」「それ友達!」
みたいなことばかりで、しまいには「俺の友達は、あんたの親戚だ」とか。
人口が少ないので、必然的にそうなるのですが、
そんなつながりが私は面白く感じます!
地方暮らしでネックになるひとつが人との距離感だったり、かかわり方があると思います。
私は3年間で、そういった悩みを抱えることはなく、
協力隊として活動し、本当にたくさんの素敵な出会いがありました。
いつも挑戦を応援してくれる人がいたり、一緒に楽しんでくれる人がいたり、
一緒に悩んでくれたり、心配してくれたり…
由利本荘には、
どんなときも家族のようにあたたかく迎え入れてくれる方たちがたくさんいました。
たくさんの素敵な方たちと出会えたのは、
移住支援課のみなさんにつないでもらったご縁からはじまりました。
本当にありがとうございます。
協力隊の活動を終えても、
由利本荘で活動・生活していきます!
ひとこと日記は最後になりますが、
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
【記事:協力隊くどう】