先週、東由利で親戚の集まりがあったのですが、家の造りが昔のもののため、部屋数が無く、泊まるのが難しい…
ということで、東由利にある民宿「くし野」さんと、「弁天の宿」に分かれて泊まることに。
そうして我が家は「弁天の宿(の離れ)」に泊まることに。
離れのほうはお風呂は無くシャワーのみですが、ミニキッチンはついているし、寝室の部屋はあるしで、素泊まりには充分すぎるほどです。
急なお願いにも関わらず、おかみさんは「いいよ!」と快諾してくれて、本当にありがたかったです。
元々、東由利には旅館があったのですが、ずっと前に廃業し、数年、宿泊場所がキャンプ場しか無いという状況が続いていました。
そこに、弁天の宿のおかみさんが
「せっかく帰省してきても、実家に泊まる部屋が無いって人もいるんだから、東由利には宿泊するところが必要よ!!」
と奮い立ち、農家民宿「弁天の宿」を始めてくれました。
以来、コロナ禍の影響を受けお休みしたこともありたしたが、営業を続け、市内外に常連さんがいるほどに。
ここはなんといっても、おかみさんのさっぱりした人柄とトークが素敵。
「あ〜ら、大丈夫よ〜!」
と、大抵のことをなんとかしてくれるおおらかさ。
仕事で宿泊しているベトナムなど東南アジアの方々には「お母さん」と呼ばれ親しまれています。
そして料理が美味しいです!
今回は素泊まりだったため、写真が無くて紹介できませんが、素朴に見えて、実は手間をかけているおかみさんの手料理が最高です。
予約すればランチもできるそうで、女子会で利用されることも。
春の様相に近づく東由利。
足を伸ばしがてら、おかみさんの人柄に触れ、心づくしの手料理を味わうのもオススメです。
【文:さとう】