最近、木工品製作の相談などをされることが多く、昔からお世話になっている木工職人さんに行ってきました。
今回は、貴重な埋もれ木をはじめエンジュ、キリ、ヒノキなど地元産の木材をたくさん所有している、鳥海山の麓にある工房です。
この工房で木工品を製作しているのは、平均年齢が75歳以上のベテラン職人9名(若い人も1名いますが)による「鳥海ものつくりの会」です。
毎週、「木」のつく木曜日に定期的に集まって、体調に無理しないよう「休憩の合間」に製作しています。
他ではなかなか手に入らない貴重な木材を、様々な機械を使い、慣れた手作業で細かい仕上げをしながら丁寧に製作しています。
代表の佐藤さんは、
高齢者が毎週1回定期的に集まって交流する大事な時間で、製作は趣味程度で無理なくお茶を飲みながら楽しんでやっている。
ただ、地域のためになりたい気持ちを持っている方々なので、依頼を受けたらそれなりに頑張っているけど(笑)。
それぞれの職人のこだわりがあり、あーだこーだなど、工房内は騒々しく賑やかで楽しい雰囲気でした。
///// 文:佐藤 /////