ヒロシです。7月の大雨災害から通行止めが続いている県道冬師西目線。その先で災害が発生した場合に備え、この日は迂回路となる風車沿いの道路をパトロールがてらドライブしてみました。
紅葉の時期と重なり、しかも好天に恵まれたこともありロケーションは最高。すると道路沿いにたたずむため池を見つけたので寄ってみることに。こちらが、西目地域の「東ため池1号」です。
1号というだけあって、すぐ隣に2号もある双子的なため池。小さなため池ですが風車とのコラボレーションがステキですよね。
そこから少し進むと、いきなり現れたのが道路沿いに堂々と横たわる、約30㍍はあろうかという風車の羽根らしきもの。間近で見るとかなりの迫力ですし、細かいギザギザが付いているのも初めて知りました。
そのまま迂回路を進んで西目地域の最南端にあたるのが、こちらの「四角井戸ため池」です。
やや大きいため池で、春には桜が咲き誇る見どころにもなっています。そして迂回路パトロールはここで終了なのですが、せっかくのお天気ですしいろんな景色が見たくなったので、イケイケ気分でそのままドライブへ。
こちらは四角井戸を少し過ぎたあたりの県道冬師西目線。まるで紅葉のトンネルのようで、思わず車を停めて見入ってしまいました。
そして車は県道仁賀保矢島館合線へと入り由利原方面へ。すると展望台を見つけたのでそこへ登って行きます。すごく見晴らしのいい場所から眺めたのがこちら、由利地域の「大谷地池」です。
この辺ではかなり大きな池で、この池を含めた一体が南由利原青少年旅行村と呼ばれ、キャンプ場やサイクリングロードなどのレジャー施設が整備されています。
ここまで来たらと矢島方面へ足を伸ばす中、通りかかったのがこちらのスポット。ただただまっすぐな直線道路なのですが、それが鳥海山へ吸い込まれるように延びていて、なんだか神秘的な感じがします。
この直線を過ぎて少し行った先にあるのがこちら、矢島地域の「花立ため池」です。
ここは平成6年に星の観測地として21.5等級を記録し、「星空の美しいまち」全国第2位にもなった場所。付近には花立牧場やポニーランド、子供の国などが整備され市内外の親子連れから親しまれています。
っということで、今回のため池巡りはこれにて終了です。ちょっとした迂回路確認のつもりでしたが、行楽日和に誘われ足を伸ばしたら、思いがけずいい景色に出会うことができました♪
この日は「逆さ鳥海」には恵まれませんでしたが、皆さんも機会があれば絶景に出会えるかもしれない「イケイケため池巡り」のドライブへ、お出かけしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回たどった道を逆走すると、ヒロシが高校時代の強歩大会で通ったルートの一部になります。当時生徒は、早朝から学校でバスに乗せられて移動し、女子は由利原、男子は花立で下車。そこから本荘地域陳場岱にある学校まで、女子は約23㌔、男子は約27㌔の過酷な道のりを半日以上かけて歩き続けます。
普段、生徒同士がバスに乗ると遠足気分でワイワイ会話が弾むものですが、強歩大会のスタート地点へ向かうバスの中は、まるで刑務所にでも収監されにいくかのように、皆が静まりかえっていたことを鮮明に覚えているとです。ヒロシです、ヒロシです、ヒロシです。。。
【記事:ヒロシ】