由利本荘市地域おこし協力隊として活動中の木内雅美さんが取り組む『ひがしゆり栗の里プロジェクト』
毎月2~4回の作業は、栗林の草刈りをはじめ栗拾い体験や交流の場所としての活用を目的とした環境整備(風のトイレ)など多岐に渡りました。当然、一人でできることではなく地域や活動に共感した皆さんの協力があって今年は40kgを超える栗を収穫することができました。
収穫された栗は『ぽろたん栗』と呼ばれるブランド栗で、実が大きく食味に優れるとともに加熱することによりぽろっと渋皮が簡単にむけることが由来です。収穫された多くの栗は東由利地域のイベント(軽トラ市)で販売し、好評を得ました。この度、更にこの栗のおいしさを知ってもらい、更なる付加価値をつけるため、販売できない割れ栗をスイーツとして加工してもらいました。
POPにもあるように数量限定での販売。私が買いに行った時には残りわずか。(買えてよかった♪)
ぽろたん栗を100%使った『栗きんとん』は、栗の風味が広がり、栗本来の甘みが口いっぱいに。
何とも言えない甘さ控えめでハマります 😎
栗などの旬の時期にしか味わえない物も、加工品にすることで年間を通じて味わうことができます。また、本来廃棄されるはずだった割れ栗を利用することで食品ロス削減だけでなく、次年度の活動費を確保する好循環を生んでいます。
【記事:さわい】