3.20 弁天の宿

先週、東由利で親戚の集まりがあったのですが、家の造りが昔のもののため、部屋数が無く、泊まるのが難しい…

ということで、東由利にある民宿「くし野」さんと、「弁天の宿」に分かれて泊まることに。

 

そうして我が家は「弁天の宿(の離れ)」に泊まることに。

離れのほうはお風呂は無くシャワーのみですが、ミニキッチンはついているし、寝室の部屋はあるしで、素泊まりには充分すぎるほどです。

急なお願いにも関わらず、おかみさんは「いいよ!」と快諾してくれて、本当にありがたかったです。

 

元々、東由利には旅館があったのですが、ずっと前に廃業し、数年、宿泊場所がキャンプ場しか無いという状況が続いていました。

そこに、弁天の宿のおかみさんが

「せっかく帰省してきても、実家に泊まる部屋が無いって人もいるんだから、東由利には宿泊するところが必要よ!!」

と奮い立ち、農家民宿「弁天の宿」を始めてくれました。

以来、コロナ禍の影響を受けお休みしたこともありたしたが、営業を続け、市内外に常連さんがいるほどに。

ここはなんといっても、おかみさんのさっぱりした人柄とトークが素敵。

「あ〜ら、大丈夫よ〜!」

と、大抵のことをなんとかしてくれるおおらかさ。

仕事で宿泊しているベトナムなど東南アジアの方々には「お母さん」と呼ばれ親しまれています。

そして料理が美味しいです!

今回は素泊まりだったため、写真が無くて紹介できませんが、素朴に見えて、実は手間をかけているおかみさんの手料理が最高です。

予約すればランチもできるそうで、女子会で利用されることも。

 

春の様相に近づく東由利。

足を伸ばしがてら、おかみさんの人柄に触れ、心づくしの手料理を味わうのもオススメです。

【文:さとう】

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