移住者の声 その13 菅原さんご家族の場合

image1氏名:菅原潤さん(33歳)・清香さん(31歳)
所在:本荘地域 

<移住した時期>
2009年7月(定住を決めたのは2014年ごろ)

 移住のきっかけ、決めた理由>
結婚を機に由利本荘に引っ越してきました。
夫の職場から近いこともありますが、なんとなく由利本荘に決めました。

 <由利本荘市住んでみての印象は?>
奥様:
水色、緑、でしたね…

<今、取り組んでいることは?>
ご主人:秋田に来てから始めたサーフィンを楽しんでいます。由利本荘市のことをもう少し知ったり、楽しく過ごしたりしたいと思い、「由利本荘若者会議」という団体で活動をしています。
奥様:慣れない土地の初めての子育てで辛い時期を経験したことで、自分のような思いをする人を減らしたい思いから「由利本荘市de子育て」というブログの更新を続けて今年で5年目になります。主に医療機関や子育てサークル等由利本荘市で子育てする時に必要な情報、名所旧跡、飲食店や雑貨店などの子連れ利用レポートを記事にしています。今年度からは「ままちょこ」という子育てママ達が企画運営するサークルを立ち上げて活動しています。ママたちが出会って楽しくなる場を提供するために試行錯誤しています。将来的にはママ達からママ達へ受け継がれていくサークルを目指しています。

<移住するときに苦労したことは?>
住居を探しているとき、由利本荘の生活情報(どこに何があるか、この辺は若い人が多い、等) が欲しかった。しかし、どこに行けば手に入るか、そもそもそういう情報があるのかすらもわからないためにどのあたりのアパートを借りるか判断に迷った。

 移住してから苦労したことは?>
ご主人:年輩の方言がわからないことが今でも多々ある。
奥様:インターホンが鳴って、こちらが玄関に出てもないのにドアを開けられてしまうことにびっくりしました。「●●さんの知り合いの菅原です」や、自分の個人情報を多少言うと、初めて会った人が安心して話をしてくれる。それだけ小さなコミュニティだということが分かりました。

移住して良かったとこと、嬉しかったこと>
奥様:縁もゆかりもない場所へ移住してすぐ出産し初めての子育てをすることになり、心身ともに辛い時期がありました。友達が欲しいなと思っても自分と同じように小さな子どもを持つママがどこに集まっているのかすら分かりませんでした。偶然、子育てサークルをみつけて通ってみたら、同じような境遇のママたちに出会い、こどもが別々の幼稚園、小学校へ入っても変わらないお付き合いができる、いわゆるママ友ではなく、地元の友人のように密な付き合いができる人と出会えたことです。子どもがつなげてくれた縁ですが、由利本荘でしか出会えなかった、かけがえのない友人です。アパートの大家さんがとてもいい人で、除雪を知らない土地で育った私を気にかけてくれ、除雪を手伝ってくださったり、草刈りをしてくださったり野菜を分けてくれることもありました。何日か見かけないと連絡をくれることもありました。本当によくしていただきました。今は大家さんと同じ町内に家を建てて住んでいます。生活圏内を大きく変えずに家を建てる土地を決めたのは、この土地のことを聞ける人が近くにいたからだと思います。

<由利本荘市のお気に入りのスポット、おいしい食べ物、魅力的な人は?>
ご主人:立派な木造校舎の旧鮎川小学校、由利高原鉄道沿線の景色、海岸線沿いから見る夕景が好きです。由利本荘の人ではありませんが、秋田就職総合研究所の須田さんは非常にクリエイティブで魅力的だと思います。

 移住・定住を考えている人へメッセージ>
奥様:由利本荘市へ移住定住を考えているご家族のどちらかが由利本荘・にかほ市出身の方なのではないでしょうか?出身がこちらであれば、地元へ帰るということで楽しみかもしれません。そうではない奥様、ご主人様のお気持ちは期待よりも不安の方が強いと思います。都会よりも田舎であればあるほどコミュニケーション能力が求められるかもしれません。由利本荘に限ったことではないけれど、心のシャッターを下ろさなければ必ず自分と似た価値観の人に出会えると思います。もしくは、お子さんが人との縁を紡いでくれると思いますので悲観的にならず前向きに移住定住を考えてほしいなと思っています。

<由利本荘市へ>
ご主人:移住定住とは関係ありませんが、もう少し人口動態を考慮した市政をお願いします。
奥様:私たち家族のように、主人の仕事の都合で縁あって由利本荘市へやってきてそのまま定住という方も、毎年いますし、ほかの場所からのUターン、Iターンだけでなく今すでに住んでいて定住を考えている人たちがいるということも念頭に置いた考えを持ってほしいと思います。移住だけでなく由利本荘市内で定住を考えている人の集いなどあるといいのではないでしょうか。また、由利本荘市に昔から住んでいる人たちが由利本荘市のいいところを知らなさすぎることが気になります。当たり前にあるものが、とても珍しかったり新鮮であったりするもんです。何にもないと思う前に、探してますか?と言いたいです。

<今後のライフプランについて>
ご主人:個人としては、もっとつながりを増やして住みやすい環境を整えていきたいと思っています。由利本荘は私たち夫婦の地元ではありませんが、子どもたちにとっては地元になります。子どもたちにとって、いつまでも居心地のいい環境にしていきたいと思います。
奥様:子育ても家事も全力で、疎かにしないのはもちろんのことですが…今取り組んでいることを、初心を忘れることなくできるだけ長く続けたいと思っています。ママ同士だけでなく、由利本荘市内外で様々な活動をされている30~40代の方々と知り合って横のつながりを深めていきたいと思っています。私にとって由利本荘市はいつまでも生まれ育った地元ではありません。田舎を都会にすることもできませんが、自分の周りを地元のように住みやすい環境に変えていくことはできます。子どもたちがどこへ行ったとしても安心して帰ってきたいところにしたいと思っています。

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